「北マリアナ諸島のサイパン島とテニアン島
         のピースポール・メンテナンス活動」

     2012年5月27日(日)〜5月30日(水)

<昨年メンテナンスをした、バンザイクリフ及びラスト・コマンド・ポストの確認と、昨年2月封切りの映画「太平洋の奇跡」の舞台になった、タポチョ山、山頂のピースポール、そしてテニアン空港脇にあるピースポールのメンテナンスをそれぞれ行う。同行参加者は8名。>



かねがね、サイパン島とテニアン島には度々訪れておりましたが、ピースポールは素晴らしい場所に立っては居りますが、年月を経て文字がほとんど消えており、又、テニアンに至っては30度以上傾いて、文字も薄かったりしておりましたので、5,6年前にサイパンからセスナ機で10分程で行けるテニアン空港脇のピースポールのメンテナンス等を行いました。それを受けての今回の活動に繋がりました。

* 今回は、5月28日(月)サイパンの戦没者記念日(ナショナルホリデイ)に昨年2月封切りの映画「太平洋の奇跡」の舞台になった、タポチョ山、山頂のピースポール、と5月29日(火)はテニアン空港脇にあるピースポールのメンテナンスをそれぞれアルミプレートのステッカーに世界最強といわれる接着両面テープで固定致しました。



                     <サイパン>


5月28日(月)午前。一年前に行ったバンザイクリフ・メンテナンスに於ける確認。
絶対大丈夫OKで自信をつける。政府観光局より許可を頂いた観光スポットの大切な場所です。


 


 



5月28日(月)午前。一年後のラスト・コマンド・ポスト・メンテナンスに於ける確認。絶対大丈夫OKで自信をつける。ここは油性ペンキでしたので、数年に一度はメンテナンスが必要かと思われます。


 



(ここは、日本政府が中部太平洋戦没者の慰霊碑塔として作られたもので、
天皇皇后両陛下もお参りされた所です。)



 


 

5月28日(月)午後。ここは観光客が一番多い所です。山頂なので島の全域が見渡せます。
この日はサイパンの戦没者記念日(ナショナルホリディ)で、昨年2月封切りの映画「太平洋の奇跡」の舞台になった、タポチョ山、山頂のピースポールのメンテナンスをアルミプレートのステッカーに世界最強といわれる接着両面テープで固定致しました。
初めここのピースポールは酷く汚れていて、傷つき字もほとんど消えており、大変心が痛みました。でも今は綺麗に美しくなり、ほっとしております。


 


ガイド兼任ドライバーさんも大いに手伝ってくださいました。
ビフォーアフターで見事に変わりました。

 


たまたまキリスト像に関係する牧師様ご夫妻にお会いし、ピースドールを差し上げたら大変
感激しておられました。You and I, We are Family Universally One !

  



                       <テニアン>



5月29日(火)は早朝より2機のセスナ機で10分程で飛べるテニアン(広島、長崎への原爆搭載地)にも行きましたがテニアン空港脇にあるピースポールのメンテナンスをアルミプレートのステッカーに世界最強といわれる接着両面テープで固定致しました。ビフォーアフターで見事に変わりました。


 

  

 


               「広島、長崎への原爆搭載地」で祈りを捧げる 


広島へ(エノラゲイ)
 

 

 


長崎へ(ボックスカー)

 


広島出身の方と長崎出身の方がそれぞれを代表してリーダーとなり深い祈りを共に捧げる。

 




最終日、5月30日(水)午前中はサイパンのプライベートビーチのあるホテルで過ごし、
                               昼食打ち上げ後に帰国の途に着く。

 


この時期に出来て本当に良かったと思います。

昨年より公開されている東宝系の映画で「太平洋の軌跡」 2011年2月11日(金)より全国ロードショウしておりました。これを機会にサイパンに訪れる方々も多いのではないかと思われます。

 最近、国内外を問わず、あちらこちらで錆びたり、汚れたりしたピースポールをよく見かけるとの声を聞きます。これからは、ピースポール建立と合わせて、メンテナンスも非常に大切になってくると思います。気がつかれた方は是非メンテナンスをして下されば幸いに思います。
濡れぞうきんで拭くだけでも良いと思いますし、その様な心がけを意識するだけでも、素晴らしいのではないでしょうか? 
すべては大成就。

 無限なる感謝をささげます。